数学から学べること⑮~「=」の感覚の違い~

 

ブオン・ジョルノ~、シンジュンです。(・∀・)

数学から学べる本質的な思考「数学から学べることシリーズ」第15回です☆彡

 

 

どうでもいい話ですが、私はサラダにかけるドレッシングなら「胡麻ドレッシング」が好きです。(*‘ω‘ *)

そのため大きい業務用のを買って来て使っているのですが、

先日食事中にふと胡麻ドレッシングの成分表示のところを見てみました。

 

胡麻ドレッシングの成分表示

 

こんな感じに書かれていました。

 

 

これを見て、なんとな~く「??」と違和感がありました。(‘Д’)

その場で「ん?何が違和感なのかな?」と少し考えましたが、さてあなたはいかがでしょうか?(‘;’)

今日はその「違和感」について触れてみます。

 

 

今日のテーマは<「=」(イコール)の感覚>についてです。(*‘ω‘ *)

 

数式

「=」の感覚の違いについて

 

上の成分表示のどこに違和感があったかというと、、、

 

「内容量=1000ml」

は、まだしも、

「保存方法=直射日光は避け、常温で保存してください。」

には<違和感>があるのが、理系人間の特徴でしょうか。(;’∀’)

 

 

考えてみると、これは「=」の感覚の違いなんだなと分かりました。( ˘ω˘ )

 

 

実際、同じ「=」という記号ですが、

数学的な「=」の意味合いと、プログラミング言語としての「=」の意味合いは異なります。

 

 

数学的な「=」は「両辺は等しい」ということを表していますが、

プログラミング言語の「=」は「左辺に右辺を代入する」という意味で使われます。

つまりプログラミング言語の場合は「等しい」という<状態・関係を表しているのではなくて、

「等しくする」という<動作・処理>を表しているということです。( ˘ω˘ )

※最初プログラミング言語を勉強する時に間違えやすい部分です。

 

 

また更に、一般的に上のように文章として使う時の「=」の意味合いは異なっているようです。( ・`д・´)

実はここが、間違えている人が多い部分でもあります。

ここの部分を考えてみたいです。( ˘ω˘ )

 

考える

「=」は「は」ではない

 

 

「1+1=2」という式があった場合、これをどう読むでしょうか?

もちろん「1足す1は2」と読みます。(‘ω’)

 

 

つまり上の式と対応させると「=」「は」に対応します。

言語学的に言うと「主体格」を表す「は」ですね。

 

 

そうすると例えば「太郎君は日本人です」という文章があった場合、

これを多少無理矢理に<式>で表しなさいと言われたら、どのように表記するでしょうか?(‘;’)

 

 

恐らく多くの人が、

「太郎君=日本人」

と書くのではないかなと思います。( ˘ω˘ )

 

 

 

……しかし!

これは実際、間違いです!!(; ・`д・´)

 

 

どこが間違いかと言うと、

考えてみると「太郎君」は<一人の人間>ですが、

「日本人」というのは<一人の人間>ではなく、ある種の<人間の集合>です。(; ・`д・´)

そのためこの二つを「=」で繋ぐと変なことが起こります。

 

 

例えば「太郎君は日本人」で「花子さんも日本人」だとします。( ˘ω˘ )

これを式で「太郎君=日本人」「花子さん=日本人」と表した場合、

「A=B」で「B=C」ならば「A=C」というとても簡単なことが成り立つので、

そうすると結局「太郎君=花子さん」という話になります。Σ(・□・;)

 

 

日本人が全員太郎君になってしまいました。( ´艸`)

日本に平和が訪れました。笑

 

遊ぶ子供たち

 

正確な表記は?

 

そのため「太郎君は日本人です」というのを、

多少無理矢理にでも、数学的に正確に表現しようとするならば、

太郎君は<一人の人間>、日本人は<人の集合>なので、

「太郎君\in日本人」がより正確です。(^ω^)

 

 

x\in Aというのは「xは集合Aに属する」という意味です。

 

 

そもそも「太郎君は日本人です」という文章を、無理矢理<式>にすること自体があまりありませんが、(;’∀’)

それでも上の「胡麻ドレッシングの成分表示」などを見ると、こういう若干無理がある<式>表現はまま見受けられる現状です。

 

 

もちろん「式」は<表現>であり、

<表現>の目的は「伝えること」なので、

相手に誤解なく正しく伝わればOKということはありますが。(;’∀’)

 

 

日常的なこと、当たり前に思っていることが、

<厳密性>を問われた時、実は間違っていることというのは、よくあることですね。(;・∀・)

 

 

数学を勉強していると、この辺りの<正確さの感覚>は、身につくのではないかなと思います。(*‘ω‘ *)

日常では使わないかもしれませんが、この<正確さ>が必要な方は是非チャレンジしてみて下さい。(・∀・)

 

【今日の二言まとめ】

1.「=」は「は」ではない。

2.太郎君は日本人だ。

男性

(太郎「どうも、太郎です」)

 

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