試験に<合格する人><しない人>

試験に<合格する人><しない人>

 

 

私たちは普段多くの試験、テストを受けてきたし、これからも受けることになる。

テストをすると合格する人としない人が出てくるのは当然のことだ。

ある出来事を通して、「試験に合格する人としない人」はどこで分かれるのかについて深く考えることになった。

 

 

今日は試験の合否について書いてみる。

 

入社試験問題

 

知り合いから頼まれて、ある会社の入社試験の問題(数学)を作ったことがある。

今も続けて更新の依頼が来るので、ちょこちょこ対応したりしている。

会社として

○どういう人材が欲しいのか

○どういう面をテストしたいのか

を聞いて、それに応じた問題を作る。

そして評価基準を提供する。

 

 

その時の依頼は

「問題自体は難しくなく、数学的な力が必要というよりは、閃きを要する問題がいい」

ということだったので、高校2年生程度の知識で解ける、閃きを要する問題を出した。

一応「数学の試験」ということだったので、数学的な問題にはしてあるが。

 

 

問題を送った後には「こういう問題がいい」と言っていたので、先方の要望には応えられたようだ。

 

 

 

試験結果は?

 

さて、問題を出した側としては、これに回答する人たちがどれくらい解けるのは気になるところだ。

後で先方から聞いたところによると、実際かなり全滅だったという。(+_+)

 

 

試験中、みんな頭を抱えたり、ため息をついていたり。

さらに採点してみると、予想以上にできが悪かったそうだ。

 

 

それを聞くと、「そんなに難しかったか。。。?」と

試験を出した側としては責任を感じざるを得なかった。( ˘•ω•˘ )

閃きを要する問題なので、思いつかない人は一生分からないし、

思いつく人にはすぐ解ける問題だ。

言われてみれば「なるほど~」くらいで終わる問題だが、

解けないとずっと考え込むことになる。

 

 

最初はその話を聞いて

「もっと簡単な問題にしてあげればよかったかな」

と負い目を感じたが、

実際先方の話を聞いてみると、そうでもなかったようだ。

特に先方から「もっと簡単な問題を出してくれ」とは言われなかった。

なぜかというと、、、

 

 

 

 

合格した人

 

試験は4~5名くらいの少人数で、何度も行われたそうだが、

基本的にみんな出来は悪かったそうだ。

 

 

その中で、ある回の時、いつも通り試験は行われた。

試験が終わってみんな帰る時、

ある女性は回答用紙を返す時、正直に

「全然分かりませんでした。頭真っ白でした」

と言って帰っていったそうだ。

 

 

それで結局、誰が合格したかというと、

その「頭が真っ白になった女性」だったそうだ。(´・ω・`)

 

 

採用者曰く、理由は

「自分の思いをちゃんと表現できるから」だったそうだ。

もちろん他の面も考慮したとは思うが、割と決め手になったような印象だった。

 

 

テスト自体はみんな似たり寄ったりの出来だったそうだが、

決め手はそこではなかった。

 

 

実際、その会社で業務を遂行する上で、

二次方程式が解ける必要性はないし、

微分積分ができる必要もなかった。

だから会社としても「数学のテストができるかできないか」はそれほど問題視していなかった。

(もちろんそれがとても大事な会社はあるだろうが、その会社はそうでもなかった)

閃きを要する問題ではあったが、それができないからといって、それで落とすということではなかった。

採用担当者が見ていたのは全然違うところだった。

 

 

ちなみにその合格した女性は、社内でも性格がよいとなかなかの評判らしい。

 

 

試験に合格する人、合格しない人

 

私たちは人生の中で、<試験>ということを多く経験する。

(本当にうんざりするくらい。(‘Д’))

そして試験をすると、当然<合格する人><合格しない人>が出てくる。

 

 

もちろん機械的に「試験の点数」で合否が決まる場合もあるだろうが、

実際そうではない試験も多いし、

実際大事な試験ほど、点数だけで決まるものでもないことが多い。

 

 

昔、東大の後期の数学の入試試験があったが、

東大の後期数学と言えば難しい問題、良問で有名だ。

ある問題はとても難しく、ほとんどの人たちは全く手がつけられず、回答用紙が白紙だったそう。

しかしそんな中で「少しでもやってみよう」と、いくつかだけ計算してみた結果を回答用紙に書いていた人がいた。

採点者は少しでも書いていた人たちに多くの部分点を与えたことがあったそうだ。

「最初から放棄して諦めてしまうのではなく、

少しでも解こうと努力した」という点を高く評価した訳だ。

 

 

こういう話を考えてみると、合格・不合格というのは、

私たちが考えているのとは違う部分で決まることが多いようだ。(´・ω・`)

 

 

多くの試験を受ける私たち、

ペーパーテストだけに限らず、

生活の中で起こる試験や、

何か困難に見舞われたりする試験、

人間関係で起こる試験など、

様々な<試験>がある。

(そういうものは<試練>と呼ぶのかもしれないが)

 

 

そうした試験に対して、

「私の能力ではできない、解けない」と

諦めてしまわず、

最善を尽くして挑戦していくことが大事なのだろう。

もしかしたらその試験は

あなたの<能力>が問われているのではなく、

全く別の面を見られている試験かもしれないからだ。

 

 

これから起こる多くの試験に挑戦する

全ての人たちの参考になればと思って書いてみる。

 

 

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