木の剪定の<目的>とそこから得られる<教訓>

木の剪定の<目的>とそこから得られる<教訓>

 

実は、私たちが「木の剪定(せんてい)」から学ぶべきことはとても多い。

今日は「木の剪定」の話から、時間管理(time management)に関することを書いてみたい。

 

 

木の剪定は実に奥が深く、そこから私たちが学ぶべきことがとても多い分野だということをお伝えしたい。(*’▽’)

個人的に剪定自体は数回しかやったことがないが、興味があって勉強している分野でもある。

 

 

「木の剪定」を通して、私たちが生活する上での知恵と教訓を得られたらと思う。

 

 

木の剪定の<目的>

 

最初に「木の剪定」について考えてみよう。

 

 

まず剪定とは何か?

剪定とは「樹木の枝を切り、形を整えたり、風通しを良くする事」だという。

凄く平たく言うと「木の不要な枝を切ること」だ。

 

 

 

そもそも「木の剪定」はなぜするのだろうか??(´・ω・`)

調べてみると、大きく5つの目的があるらしい。

 

 

【剪定の目的】

1.樹形を整える

2.均整のとれた生育を促す

3.花や実のつきをよくする

4.病虫害を防ぐ

5.更新、若返りを図る

(引用:一般財団法人日本緑化センター)

 

1.樹形を整える

これは分かりやすい。

剪定をする目的で最初に思いつくものがこれだろう。

盆栽の枝を切ったりするのは、この「樹形を整えるため」の要素が強い。

木は左右四方に枝が均一に伸びている方が美しい。

 

 

2.均整のとれた生育を促す

1と似ている部分はあるが、ある枝だけものすごく伸びると樹形が悪くなる。

樹形が悪くなると、強風にあおられるとバランスを崩して折れてしまう可能性が高くなる。

全体的に均衡がとれて美しく成長するようにするため。

 

 

3.花や実のつきをよくする

これが今回とても重要な部分。

これは後で後述する。

 

 

4.病虫害を防ぐ

懐枝(ふところえだ):幹付近から伸びた枝

徒長枝(とちょうえだ):枝先付近から真上に伸びてしまった枝

このような枝は切らないと、枝自体に日光が当たりにくく、周りの葉っぱや枝によって風通しが悪いため、害虫の温床になりやすい。

害虫を発生させないために事前に切って落としてしまう。

 

 

5.更新、若返りを図る

枝を切ることで、そこに「新芽」を出させて、枝の若返りを図る。

※長く伸びた枝を、根本付近から大きく短く切ってしまうこと「強剪定」「強い切り戻し」などと言う。

これは樹形を整えたり、新芽を出させるためにするが、小さな苗に行なってはいけないようだ。

小さな苗は、枝や茎、葉を強く切られると、そのショックで枯れてしまうこともあるそうだ。

 

 

 

木には剪定が必要だということ

 

「木の剪定」について学んでみると、個人的にとても不思議だなと感じる点がある。(´・ω・`)

 

 

それは

「木が美しく成長し、また害を受けず、長く成長するためには<剪定>が必要だ

という点だ。(‘Д’)

 

 

木は自然界に存在している。

そのため「木自体」で完全に存在しているように思える。(´・ω・`)

もちろん木自体で存在はしているが、上でも書いたように「美しく成長し、害を受けず、長く成長するため」には、

人為的に、人間が手をかけてあげる必要がある。

ここがとても不思議だった。

 

 

木は放っておくと、無駄な枝がたくさん伸びて、樹形が悪くなったり、害虫が発生して枯れてしまったりするのだ。

そこに人為的に手をかけて、剪定をしてあげることで、樹形が整い、美しく成長し、害虫で枯れることもなくなる。

 

 

木なのだから、そのまま自然のままに放っておいた方がいいのではないか?(‘Д’)

と思ってしまうが、実際そうではないようだ。

 

 

木の剪定から学ぶこと

 

木の剪定から学ぶべきことはとても多い。

 

 

「3.花や実のつきをよくする」

これもとても重要だ。

ここから学べることも多いが、今日は一つだけ書いてみることにしたい。

 

 

まず基本として「木は枝が多いと枯れる」(‘Д’)

 

 

「え?枝が多くて葉っぱが多い方が、光合成をたくさんできて、たくさん養分がとれていいんじゃん?」(´・ω・`)

と思われるかもしれないが、実際はそうではない。

 

 

実際、枝が多くて、葉っぱが多かったとしても、全ての葉っぱに日光が当たっている訳ではない。

枝が重なっていたりすると、下の方の枝、または木の内側に生えている枝葉には日光が当たらないので、光合成で養分をつくることができない。

 

 

そして重要なことは「枝も養分を使っている」という点だ。(‘Д’)

 

 

だから光合成をしない枝があれば、それは「養分ばかり無駄に使っている枝」になってしまう。

そういう枝が増えると、木はいずれ枯れてしまうことになる。

(何も仕事をしないで、給料だけをもらっている社員が増えると、会社がつぶれるようなものか)

 

 

しかしそのような枝を「木自ら」が切り落とすことはできない。

だから人が人為的に切ってあげる必要がある。これが<剪定>だ。

 

 

 

時間の剪定

 

さて、ここから得られる教訓は何だろうか?

 

 

まさに「私たちの人生の時間にも<剪定>が必要だ」ということではないだろうか。(´・ω・`)

 

 

時間を「たくさんいろんなところに使えば、たくさん得るものがあるのではないか」と思っている場合がある。

 

 

高校、大学に入った時、最初はとにかくやりたいことが多い。(*‘ω‘ *)

勉強したい、バイトしたい、旅行にも行きたい、留学もしたい、友達とも遊びたい、彼氏彼女も欲しい、資格も取りたい、服も欲しい、免許も欲しい、、、etc

((((oノ´3`)ノ

 

 

そして実際にこれらを手当たり次第やり始める学生にも、多く会ってきた。Σ(・□・;)

 

 

確かにやればやるほど、そこからいろいろなものを得られそうな気がするが、

実際はそうではないことを、やってみると気付くようになる。(; ・`д・´)

 

 

先ほどの剪定の話と同じだ。

いろーーんなことをやろうとするのは、ちょうど木で言うと、いろんな方向に「枝を伸ばす」のと似ている。

枝を伸ばすから、たくさん養分を作ってくれそうに見える。

しかし実際は「日光に当たらず、養分を作らない枝」が出てくる。

そういう枝も養分は使うから、結局木全体が枯れてしまうことになる。

 

 

「二兎追うものは一兎も得ず」ということわざがあるが、それと同じように、

私たちがいろいろなことに手を出しても、結局どれも中途半端で終わってしまうことも、よくあることだ。OTL

 

 

ある木は、ある枝だけを大きく伸ばしたことによって、

冬に雪が降って、その枝葉に雪が積もり、重みに耐えられなくなり、ボッキリ折れてしまうこともある。

そのような枝は冬が来る前に分かって、切っておかないといけないこともある。

(大きい枝が折れると、そこから樹液が流れ出て、木全体が枯れることもある)

 

 

 

時間の剪定の必要性

 

木が自然のままで完全そうに見えるが、人間が手をかけてこそ美しくなるように、

私たちが普段使っている時間も、「今のままで完全そうに見える」けれど、

実際はもっと<剪定>してこそ、もっと美しくなることはあるのではないだろうか?(´・ω・`)

 

 

つまり、今の自分の時間の使い方を顧みてみて、

「この枝は本当に日光が当たって、養分を作っているのだろうか?

養分だけ、つまり時間だけを使っている枝ではないのだろうか?

必要のない枝はないだろうか?」

と点検してみて、

もし不要な枝があるならば、<人為的に>剪定してあげることが必要だろう。

 

 

最後に

 

「木の剪定」から学べることは非常に多い。

今日は一つ「私たちの時間の剪定」について短く書いてみた。

 

 

また次回、機会があれば続けて「木の剪定から学べること」について書いていきたい。

是非今一度、自分の生活の時間の使い方、枝の伸ばし方を振り返ってみて頂ければと思う。

 

 

木の剪定の<目的>とそこから得られる<教訓>” に対して1件のコメントがあります。

  1. はっせー より:

    本当に木は人間に似てるなぁ。
    凄すぎる。。。。

    1. シンジュン より:

      まだまだいろいろあるんです。(‘ω’)
      こうご期待☆彡

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